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§5.射撃教習

5-1.申し込み

教習資格認定証と猟銃用火薬類譲受許可証が入手できたら射撃教習の申し込みです。射撃教習の申し込みは、射撃教習を行っている射撃場に直接行っても構いませんし、銃砲店さんにお願いしても手配してくれるはずです。射撃教習の開催は、いつでもやっているわけではありません。射撃場によっても異なりますが平日が多いようです。栃木のほうの射撃場では土日もやっているところがあるそうです。この辺は実際に射撃場に問い合わせて自分の予定の合う所を探しましょう。

銃砲店さんの中には射撃教習の指導員を行っている方もいらっしゃるので、このような方の場合はその人の都合と射撃場が了解すれば、いつでもOKなんていう場合もあります。

5-2.教習内容

射撃教習は銃の扱い方(分解・組み立て・安全な取扱)を教わった後、実際に教習銃を使って実弾を撃ちます。そして以下のような事項は行ってはいけません。これらの行為を行うと減点となり、減点が20点以上で不合格です。

  1. 銃口を人のいる方向へ向けること
  2. 発射するとき以外に、用心金の中に指を入れること(引金に指をかけること)
  3. 猟銃を暴発させること
  4. 発射するとき以外に、機関部を開放せず猟銃を携帯または銃架におくこと
  5. 猟銃を手にした場合または射台を離れる場合に実包(装弾)が装てんされているかどうか確認を怠ること
  6. 射台以外の場所で実包を装てんすること
  7. 実包を装てんしたまま射台を離れること
  8. 発射の時期を著しく失し、または標的の方向と著しく異なる方向に発射すること

また、実射ではトラップは2枚以上、スキートは3枚以上の的中で合格です。射撃教習では安全な取扱と実射のふたつで合否が判断されます。なお、実射をどちらの競技で行うかは、射撃教習を行う方(指導員)に確認です。希望を聞いてくれる方もいますが、ほとんどがトラップです。

当日必要なものは以下の通りです。

必要なもの 備考
教習資格認定証 警察署(公安委員会)から交付された認定証です
猟銃用火薬類譲受許可証 同じく警察署で交付してもらったもの、事前に装弾を買っても持っていたほうが無難
装弾 射撃場で売っています
印鑑 申込書の捺印に必要です
教習費用 射撃場によって異なりますが25,000円〜35,000円(装弾費用は除く)
射撃ベスト 射撃場によっては貸してくれます
イヤープロテクター 射撃場によっては使いません

私の場合は、射撃ベストは自分のものを使用しました。私は人間が薄っぺらいので、普通のサイズだと多き過ぎて射撃できないほど余裕がありましたので。イヤープロテクター(または耳栓)は、指導員の指示が聞こえないということで使いませんでした。
また、装弾は事前に購入しても良いのですが、自宅に保管するためには装弾ロッカーが必要となるので、当日に銃砲店さんか射撃場で購入したほうが安全面からも良いでしょう。私は教習当日にお願いした銃砲店で購入しました。

5-3.当日の様子


散弾銃 射撃教本


飛行標的射撃 実習教本

射撃場には遅刻しないように余裕を持って向かいましょう。まず教室に入って座学です。銃の各部の説明や取扱(分解・組み立て)、トラップやスキートなど射撃競技の説明を受けます。その次に実際に銃を使っての講習です。分解・組み立て・ガタや不良の確認方法やチェックポイントを実銃を使って説明を受け、また自分でもやってみます。

講義では右の写真のような教本を頂けます。射撃関連の書籍は少ないので貴重な資料なのですが、記述してある内容は少々古くみえてしまいます。それでも貴重な情報が詰まっているので、一通り目を通すようにしましょう。

分解・組み立てが終わったら、銃の構えを教わります。照星(銃口の真上に付いている目印)と自分の目(右撃ちなら右目)が一直線になり、頬に銃床がぴったり付くのが正しい構えです。これがなかなか難しく、顔が斜めになってずれたり、頬と銃床が離れたりしてしまいます。しかし、構えが悪いと当たらないか成績が伸びないので、基本をきっちり教わっておいたほうが良いです。それにしてもただ持っているとそんなに重く感じない銃が、構えた状態で暫くするとズッシリと重たく感じてきます。普段使わない筋肉を使っているようです。

教室での一連の講義・実習の後には、待ちに待った実弾を用いた射撃です。まずは練習を2ラウンドやって、その後に考査を行います。

5-3-1.トラップの場合

実際の競技ではクレーが3方向(ストレート、右斜め、左斜め)に飛び出しますが、射撃教習ではストレートのみです(細かくは左右に最大10度の角度をつける)。実際の競技と異なり、射撃教習では1射台5発ずつ連続して撃ちます。5発撃ち終えたら次の射台へ。競技では1枚のクレーに2発撃てますが、射撃教習では1発のみです。考査25枚のクレーに対し、2枚以上の的中が条件となっています。

5-3-2.スキートの場合

スキートはトラップと異なり、多少は変化に富んだ教習内容になっています。使用する射台とクレーの枚数は以下の通りです。

射台 クレー 枚数
1番 マーク 4枚
2番 マーク 4枚
3番 マーク 4枚
6番 プール 4枚
7番 プール 4枚
7番 マーク 5枚

スキートの醍醐味(?)となっている4番射台・8番射台は残念ながら使用しません。7番マークを除いて、見た目に余裕のある向い矢を撃ちます。スキートの場合は、考査25枚に対して3枚以上の的中が条件です。

繰り返しになりますが、射撃教習は安全な所作が出来るかを確認する場なので、的中数よりも安全な動作について注意すべきです。考査で規定の的中数はありますが、この程度の枚数なら当てようと思わなくても当たっちゃいます。それよりも射撃指導員の話をよく聞いて、指示に従って安全な所作を身に付けて頂くほうが有意義なことです。

通常は一生に一回の射撃教習なので、有意義且つ思い出に残るものにしましょう。

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