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Appendix1.銃の種類

ついでに日本で所持可能な銃の種類について簡単にまとめます。ここでは日本で所持可能な銃がどんなものであるかを理解して頂くことを目的として、法律による規定等は省略させて頂きます。また、法律の規定とは必ずしも一致しない解説があるかもしれません。

日本で所持可能な銃は、大きく分けて空気銃と装薬銃に別れます。空気銃は一部を除き、初心者講習を受講し講習終了証明書を取得すれば所持許可申請することが可能です。これに対して装薬銃は射撃教習が必要となります。これらの手続きについては、本コンテンツの本編をご覧下さい。

なお、後述する所持可能な銃種に分類されるのもであっても、必ず所持出来る訳ではありません。警視庁・警察庁・公安委員会等の判断により、所持を認められない場合もあります。例えば、ポンプ式散弾銃の代表格である「Remington社870」は、「Remington社870express」は許可になっても、「Remington社870police」は許可にならない場合があります。また、目的によっては許可が得られない場合もあります。例えば、狩猟目的でライフルを所持する場合は、22LRなどの小口径ライフルは許可になりません。所持したい銃が「所持可能」であるかは、所轄警察署にお問い合わせ下さい。

1.空気銃

弾を空気(主に圧縮された空気)や炭酸ガスの力を利用して発射するタイプの銃です。装弾は鉛製で、口径は競技用が4.5mm、狩猟用は5.5mmが主流です。空気銃というと所謂「エアガン」と混同されますが、あちらは「トイガン(おもちゃの銃)」であって所持許可取得手続きは不要です。空気を充填する方法に幾つか種類がありますが、2005年現在では圧縮空気式(ハンドポンプまたはエアタンクからの充填)が主たる方式になっています。

1-1.エアライフル・ハンドライフル


Anschuetz 9003

銃の全長が80cm以上の空気銃です。競技用に作られたタイプと狩猟用に作られたタイプがあります。競技用は10m先の標的を撃つことに特化した形状で、各部が可変可動になっており、射手にフィットさせることが出来ます。写真はAnschuetz社9003というモデルです。
狩猟用は2000年以降に広まり始めたハイパワータイプが主流です。写真のFX社cycloneは、狩猟用の代表的モデルです。


FX Cyclone

また、通常はライフルというと両手で保持して射撃を行いますが、ハンドライフルというエアピストルを改造した片手で保持して射撃をするものもあります。ハンドライフルは日本独自のカテゴリーで、諸外国には見られません。かつては全国で競技が行われていたようですが、現在では東京都ぐらいしか試合が存在しません。但し、手軽に片手射撃が出来ること、エアピストルの入門になることから、根強い人気もあるようです。

1-2.エアピストル(空気けん銃)


Anschuetz LP-@

正式には空気けん銃というのですが、エアライフルより全長が短く、片手で保持して射撃をします。これを所持するためには、エアライフルやハンドライフル公式で競技に参加して一定の成績を記録することが前提となっています。所持出来る人数に規制があり、日本全国で500名が上限となっています。所持してからも定められた競技会で一定以上の成績を記録しなければなりません。この規定に沿わない場合は、所持許可が取り消されるという、大変厳しいものになっています。写真はAnschuetz社LP-@というモデルです。

2.装薬銃

弾を火薬(無煙火薬)が爆発する力を利用して発射するタイプの銃です。大変種類が多く、使用する弾や銃の形状から散弾銃・ライフル銃・ピストル(けん銃)などに区分されます。

2-1.散弾銃


Beretta DT10


Remington 870


Remington 1100

小さな球状の沢山の鉛(散弾)をまとめて発射する銃です。主に狩猟とクレー射撃に利用されます。形状の違いから、上下二連銃・水平二連銃・ポンプアクション(スライド)銃・オート(自動)銃などに分けられます。クレー射撃競技には上下二連銃が用いられ、狩猟には水平二連銃・ポンプアクション銃・自動銃が主に用いられます。写真は上から上下二連銃のBeretta社DT10、ポンプアクション銃のRemington社870express、自動銃の同じくRemington社1100です。それぞれ代表的なモデルとなっています。

2-2.ライフル銃


Remington 710

散弾とは異なり1発の弾を発射する銃です。スコープ(照準器)を利用して遠距離射撃も可能です。但し、いきなりライフル銃を所持することは不可能で、エアライフルで競技に参加し一定以上の成績を記録するか、散弾銃を所持して10年以上経過している必要があります。散弾銃のような機構の違いによる区分以外に、弾の口径からスモールボア(SB)・ラージボア(LB)に分けられます。ライフル射撃競技はSB/LBともに存在しますが、狩猟目的ではLBライフルしか所持出来ません。写真はLBライフル銃のRemington社710です。

2-3.ピストル(装薬けん銃)


feinwerkbau aw93

ライフルと同じように1発の弾を発射するのですが、片手で撃てる全長の短い銃です。機構の違いからリボルバー・オート(自動銃)に分けられます。誰でも所持出来るわけではなく、エアピストルで一定以上の成績を記録することが前提です。こちらはエアピストルより更に厳しく、全国で50人の人数規制となっています。また、エアピストルと同じように、一定以上の成績が残せない場合は、所持許可が取り上げられてしまいます。写真はfeinwerkbau社aw93です。

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